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重要問題集の歩き方 '2013 vol.15 第3章(Ⅱ)前編
「重要問題集の歩き方」では、実戦 化学I・II重要問題集 2013年効果的な使い方について解説しています。

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 前回のおさらいですが、重要問題集の化学Ⅱの範囲を含む内容について大まかに説明しました。

今回は第3章の化学Ⅱの範囲の問題の解き方についてお話しようと思います。


 この章で扱われる内容は、化学結合に関することですね。

押さえるべきテーマは2つ。

 ①電子と結合、極性について

 ②結晶格子


①の「電子と結合、極性について」ですが、このテーマでチェックしておきたいのは3点。

 (1)結合の正体は電子対:であること。

化学Ⅰまで結合は、たとえば炭素間結合だとC-Cのように線で表してきました。それが、C:C電子式で表せるようになります。このように結合の正体が暴けたことで、物質の性質の違いが電子によって議論できるようになります

電子式をテーマにした問題が、
 【35】→【37】
です。


 (2)電子対:が偏って存在するから極性が生まれること。

 まず、覚えておかないといけないのが原子の電気陰性度です。これは原子が電子を引っ張る強さの値でした。
たとえば、C:Cでは結合している両原子の電気陰性度に差がないので、電子対:は両原子から等距離に存在しています。つまり偏っていないから無極性結合
しかし、O:Hだと結合原子間の電気陰性度の差がかなり大きく、電子対:が電気陰性度の強いOに引き寄せられて存在しています(イメージではO: Hのような感じ)。つまり偏りがあるから極性結合。そして電子対に近い原子が、電子e-の影響を受けて負に帯電します
この極性が大きくなればなるほど、結合の性質がイオン結合に近づきます極性がないほど、結合の性質は共有結合の性質に近い
 化学Ⅰでは、「金属原子と非金属原子がイオン結合する」と習います。しかしその本質とは、「電気陰性度の低い金属原子と高い非金属原子が結合するので、電荷が偏ってイオンとなる」わけです(Na+Cl-のように)。金属かどうかではなく、電気陰性度が高いか低いかで結合を判断するのです。

その話が
 【36】→【38】→【44】
で出題されています。

また、イオン結合に近い極性結合に水素結合があります。この水素結合により、物質に様々な性質が生まれ、また水自体も身近な存在なので、記述問題を含めよく出題のネタになります。
 【40】→【46】
が水素結合の話です。


 (3)分子の形は電子対の反発によって生じること。

これについては
 【47】
が良い問題です。この問題の理論が理解できれば、分子の形や極性を丸暗記する必要はなくなります。学問では"VSEPR理論"と呼ばれる、れっきとした分子の形を予測する理論です。

この【47】を解いたうえで、
 【39】
を見てみましょう。もし、【47】が理解できなかった人は知識として覚えてしまいましょう。


 以上が、テーマ①電子と結合、極性についての問題についてでした。

テーマ②結晶格子については、次回の後編でお話しようと思います。
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