大学入試・受験化学の勉強を応援してます。ブログ
大学入試で化学が必要な受験生のためのブログです!入試問題の解説や受験テクニックについての記事を書いています。内容についてのご質問・ご指摘等あればいつでもお待ちしております。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
二次試験対策としての化学Ⅰ vol.2
 受験生の皆さんお疲れ様です。

 今日は二次試験における有機化学の出題・勉強法についてお話していこうと思います。

有機化学の問題には定番のパターンがあります。

 ①構造決定
 ②反応系統図
 ③有機化合物の分離


①構造決定とは、有機化合物分子の構造を決定する問題です。これには流れがあります。
 たとえば、ある反応をさせたら有機化合物Aが得られました。このAの構造を求めるには、
  (1)元素分析をして、CHOの組成から分子式を求める。
  (2)定性分析をして、分子式から原子がどのような形で結合しているか構造を調べる。
 という流れです。これは実際の有機化学の研究でも行われている流れ(使われる装置は違うが)なので、問題としてもよく問われるのです。

(1)元素分析では、実験装置によって有機化合物を燃やし、そこから出てくるCO2とH2Oの量から化合物の組成が求まるのですね。この実験操作は頻出で、問われ方にはいくつかパターンがあります(やってることはすべて同じ原理です)。自信のない方は問題集で演習しておきましょう。

(2)定性分析(官能基分析)は、有機化合物に存在する官能基の性質を利用して構造を決定していく手法です。通常教科書などでは、「アルケンは水素を付加させればアルカンになる」というように習いますが、定性分析はこの逆の流れ。すなわち「有機化合物Aは水素を付加させたら飽和炭化水素になった」という結果が問題文に与えられていて、「じゃあ、Aは不飽和炭化水素(アルケンorアルキン)なんだ」と分かるわけです。このようにいくつかの分析結果から官能基が分かり、最終的に構造が分かるのですね。言ってみれば官能基性分析はジグソーパズルのような感覚です。

 ②反応系統図というのは、例えばこのようなもの。どの化合物から出発して、どういう反応をすればどういう化合物になっていくかが一目でわかる図になっています。反応系統図は便利ですが、最初からこの図を見て暗記するのは危険です。一つ一つの反応の理論や反応式が分かっているかどうか確認しておきましょう

 ③有機化合物の分離では、2つ以上の有機化合物が混在する中から、各々の性質(酸性塩基性や沸点)の違いなどを利用して1つの有機化合物を分離(単離)する問題です。よく問題集に載っているのが「アニリン、安息香酸、トルエンを分液する」問題。これはそれぞれの塩基性、酸性、中性を利用して分ける操作です。どこでどの化合物が単離されるか、単離のためにどういう操作を加えるかを押さえておきましょう。


 以上の3つのパターン、特に①構造決定の問題が二次試験では必出と言っても過言ではないので、必ず出来るようになっておきましょう!
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://jukenchem.blog.fc2.com/tb.php/11-1c73c230
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。