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センター試験 '2014 略解
僕が問題を解いている際の頭の中はこんな感じでした。
 ↓
第1問

問1
[1]
これはよくある単位計算ですね。分子量の単位が[g/mol」だから、1gあたりの個数ということは[個/g]の単位が欲しい、ここでは[mol/g]を用意すれば良い。というわけで分子量を割ることになるので、分子量(分母にくる値)が最小のものを選べば良いという寸法です。

[2]
まさか同位体を出してくるとは。質量数に関する知識を問うには格好の話題ですからね。原子の表記の仕方も押さえていれば楽勝でしょう。

問2
[3]
これは原子価について問う問題ですが、実際の原子が分かれば確実に解けるはず。Na2Clとなるが誤りですね。センター試験が始まると、いきなり問題を解くのではなくて原子番号1~20の周期表を空欄に書いておくというテクニックも昔はやっていましたね。

問4
[4]
これは「固体状態」が明らかに間違い。イオンが動けないと電気は流れません。難易度が高いときは「融解状態では・・」と聞いてくるところですね。

問5
[5]
簡単な希釈の問題ですが、解答中はここで手が震えたので次の問題へシフトしました。
塩酸のmolを出して、それを全量の500mLで割るだけですね。

問5
[6]
これは燃焼反応式が書ければ問題ないでしょう。いちいち[mol]を持ち出すまでもなく、反応式の係数を見て[L]を比較すれば良い。解答中は、CH4+3O2と酸素の係数を間違えていました、危ない危ない。

問6
[7]
これはいいでしょう。お茶やコーヒーは、葉のエキスを"抽出"するのですね。


第2問

問1
[8]
これはいわゆる熱化学の必殺の公式ですね。最近は教科書にも書かれているそうです。知らなくても解けないといけませんが、知っていれば即答でしょう。

問2
[9]
これは熱化学方程式を書くまでもなく、エタンかプロパンをx[mol]とおけば一次方程式が出てきますね。

問3
[10],[11]
これは横軸の値が0の付近を見れば弱酸を使っていると分かります。塩基は強塩基ですね。滴定曲線の基礎的な事項です。

問4
[12]
①、②は酸塩基関連。④は二クロム酸イオンが酸化剤として有名という先入観を利用したひっかけ。これはOH-が存在することでの自己分解反応(酸塩基平衡)です。よって残りの③、⑤が酸化還元反応。あとは良いでしょう。

問5
[13],[14]
これは白金極板の反応を覚えていれば強いでしょう。②、③、⑤は気体が片方の電極からしか生成しないので0.3molには達しないでしょう。

問6
[15]
覚えていなくてもできます。まず、イオン化傾向からCuが析出(質量増加)。あとは電子のmol数を計算すれば32の数字が出てきます。難しい問題だと0.32とか3.2×10^-3とか小数点をずらして惑わしてくるのですが、今年のセンターは優しいですね(笑)自信を持って⑤です。


第3問

問1
[16]
③はウソこけと。コンセントやヘッドホンのプラグは銀か金でメッキされてるでしょと。

問2
[17]
まだ酸化還元聞いてくるかw ③が少し引っかかるかもしれないが、MnO4-はMnO2でなく、Mn2+になるのですね。塩基性条件下ではMnO2になりますが。

問3
[18]
これは酸塩基反応の知識があれば、反応式を暗記していなくても良い。弱塩基の追い出し反応ですね。

問4
[19]
AlとZnの比較は頻出ですね。何故か?2つは両性元素ですがイオン化傾向や溶解性などの違いがあるのと、Zn(12族)を遷移元素と勘違いしている学生が多いからです!

問5
[20]
これは硫酸の性質ですね。即答です。問われていませんが、反応式も書けないといけませんよ。

問6
[21]
水和物の問題は式量に水を加えて計算するだけ。計算は比例計算で良いでしょう。
160+18n / 1.78 = 233 / 2.33 ∴n=1

問7
[22]
これが僕のミスッた問題。③を選んでしまいました。皆さんはちゃんと解けていますね。二次試験でもそのまま出題されたりするので、要復習です。


第4問

問1
[23]~[25]
「お、アスコルビン酸(ビタミンC)じゃん」と思いきや、官能基を答えるだけの問題でした。さすがセンター試験、ハッタリは上手い(笑)難関の二次試験なら、この内容から有機化合物の酸化還元や生化学へとつなげてくるところ。

問2
[26]
構造異性体のお話です。これは①の文読めば「ん?」となりますね。いったん答えておいて、他の文は全て解き終わってからゆっくり確認すればいいでしょう。

問3
[27]
これは有機Ⅱの極性の知識があれば、前提の文を読めば答えられる。極性の最も高い化合物を選べばよいので④ですね、極性の官能基が2つもある。③も極性基を持ちますが、炭化水素の部分が大きくて親水性は示さない。
ってか、「油脂」なんだから水に溶けるはずないでしょ、というのが出題者の意図でしょうか。(カルボキシ基を持つものは、二酸化炭素を・・・とだけ覚えている人をつぶすための問題ですね。)

[28]
これは不飽和結合の有無を探る操作ですね。

問4
[29]
これはコルベ・シュミット反応(反応名は高校範囲外)。分子内に無理やりCO2を突っ込みます。

[30]
これは暗記している人は即答ですが、⑤と迷う人がいたかも。何故ならこれはエステル化だから、触媒は酸でも塩基でもOKじゃないかと。そう考えた方はなかなか鋭いですが、この場合は塩基は不適です、何故ならサリチル酸自身と塩基が酸塩基反応してしまってエステル化が起こりませんから。

問5
[31]
実験で生じてくるのはエテン(エチレン)。最後の文がアセチレンの内容ですね。

[32]
脱水時の温度が低いとエタノールは分子間脱水します(分子内での脱水にはより高いエネルギーが必要なため)。生成物はジエチルエーテルですね。

問6
[33]
ラストは計算問題。漏れなく分子量を数えましょう。
 a:137[g/mol] 無水酢酸:43×2+16=102[g/mol]
アミド化はエステル化と同様で、1:1の割合で反応しますから、0.15[mol]ある無水酢酸が過剰。反応するのは0.1molのみ。
生成物bの分子量は一から数えなくても、aからHが取れてアセチル基がくっついたのだから、すぐ計算できますね。あとはいいでしょう。
 b:137-1+43=179[g/mol]
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