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大学入試で化学が必要な受験生のためのブログです!入試問題の解説や受験テクニックについての記事を書いています。内容についてのご質問・ご指摘等あればいつでもお待ちしております。
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高3春から始める受験化学の勉強法 vol.2 「3分野の勉強の順序」
 前回は、化学は理論、無機、有機の3分野に分かれるということをお話ししました。今日はこの3分野を具体的にどのように勉強して行けば良いかについてお話ししましょう。

まず勉強する順序についてですが、理論 → 有機 → 無機の順を推奨しています。これは暗記事項で点が伸びる分野を後回しにする戦略です。

理系科目は定義や理論をもとに「思考力」が必要になります。化学では特に、理論や有機の点を伸ばすには思考力が必要です。この「思考力」というのを伸ばすのはなかなか難しい、特に独学では。これを実現するには早い段階から思考に関する前提知識を整理し、それをもとに考えるという作業を繰り返していかないといけない。そうして経験値を積んでいけば、ある時ふっと開眼するときが来るものです、個人差がありますが。これを理解できないからといって後回しにして、暗記事項ばかり勉強していると、完全に手遅れになってしまう危険が高い。だから、最初は分からなくてもいいので必死に悩んで下さい。

また、暗記した専門的な内容というのは、何度復習しても、研究者のように毎日手に触れていない限り忘れてしまうものなのです。よほど化学が好きでマニアックな人は勉強すればするほど頭に入るでしょうが、化学に苦手意識を持つ人にとっては苦痛でしかない。ここでは「試験で点を取る」目的に絞って勉強法を提案したいので、暗記事項はできるだけ記憶が新鮮な状態で試験に臨むことをお勧めします

ですので、暗記が多い無機化学は勉強の後半に持ってくることにしますこの戦略の欠点は、模試で無機分野の問題が壊滅することです。暗記で済む問題は、逆を返せば暗記していないと点数が取れません。天国か地獄なわけです。ですので、無機の勉強をしていないと無機の問題はほとんど解けない(理論分野を勉強していれば少しは解けますが)。だから、この戦略だと模試の点数はなかなか伸びないでしょう。ですので、模試の点数を取って安心感を得たい方は、無機の勉強は理論や有機と並行しながら毎日コツコツやるようにして下さい。まあこれは個人的な意見ですが、曖昧にしか勉強していない状態で模試を受けたところで、点が出ようが出まいが大して差はないと思いますがね。

化学の勉強法の理想は、毎日実験することです、もちろん計画書や記録を付けること前提で。そうすれば、化合物や器具の名前も覚えられるし、イメージもつく、計算の方法も体が覚える。しかし、それが実現できる環境はかなり特殊で一般向けではない、高校の化学部に入っていたとしても難しいでしょう。ですので、座学でいかに現実の実験をイメージできるようになるかが鍵となります。

 今回はここまでにしましょう。次回は理論化学の勉強法とコツについてお話ししようと思います。
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高3春から始める受験化学の勉強法 vol.1 「化学の分野とその内容」
今回は、化学で学ぶ内容について説明しましょう。

新課程からは「化学基礎」・「化学」という単位の呼び名に変わりました。(旧課程では化学Ⅰ・Ⅱでした。)
化学基礎では、原子の構造と反応論(酸塩基・酸化還元)が扱われており、残りは化学での扱いです。
しかし、センター試験はともかく、大学入試では高校でのこうした単位分けは大して関係ありません

というのも、受験化学は3つの分野に大分されます
 ①理論化学
 ②無機化学
 ③有機化学


化学基礎では①の内容がほとんどで、②が少しあり、③はほとんど入っていません

①理論化学とは、反応に関する内容(反応の原理、理論)です。計算問題や実験考察問題が多いです。

②無機化学は、元素やその化合物の性質、周期表についての内容です。ここはほとんど知識の暗記です。

③有機化学は、炭素を含んだ化合物についての分野です。暗記と理論が混ざっています。

大学入試本番(二次試験)ではこの①~③の内容が融合されて、つまり大門1つに①~③の内容が混ぜられて聞かれてくるわけです。ですので、勉強する際は「化学基礎」「化学」で分けるというより、「理論」「無機」「有機」と分けて考えておいた方がよいと思います。

①~③の内容を項目別に挙げてみると、以下のようになります。
(これは人によって分け方に少し違いがあるかもしれません)

 ①理論化学
  (1) 原子量(化学量論)
  (2) 化学の基本法則
  (3) 酸塩基
  (4) 酸化還元
  (5) 電気化学(電池と電気分解)
  (6) 反応速度論
  (7) 化学平衡論
  (8) 相転移(気体、溶液)
  (9) 熱化学

 ②無機化学

  (1) 原子の構造と周期表・結晶格子
  (2) 典型元素
  (3) 遷移元素
  (4) 気体の発生
  (5) 沈殿
  (6) 錯イオン
  (7) 工業化学

 ③有機化学 (ここでは問題のテーマによる分類ではなく、化合物の種類による分類をあげています)
  (1) 脂肪族炭化水素
     Alkane、Alkene、Alkyne、Alchol、Ether、Aldehyde、Ketone、カルボン酸、Ester、Amine

  (2) 芳香族炭化水素
     ベンゼン誘導体、フェノール類、芳香族カルボン酸、芳香族アミン

  (3) 高分子化合物
     糖類、アミノ酸・タンパク質、繊維、樹脂、核酸、肥料

①~③が具体的にどのような内容か分からない人は、市販の問題集を見てみましょう。大体「理論」→「無機」→「有機」の順に問題が分類して掲載されていると思います。

もちろん、各分野同士が融合した内容もあります。(たとえば、「酸塩基平衡」や「溶解度積」など)こういったように、自分が勉強しているのが今どの分野なのか、どの分野が弱いのか大局的に把握しておくことは重要です。

次回は、この3分野を具体的にどのように勉強していくべきかについて書こうと思います。
高3春から始める受験化学の勉強法 vol.0 「はじめに」
 受験生の皆さんこんにちは。新年度が始まって約1ヵ月が経ちましたね。もうすぐGWですが、受験勉強は順調に進んでいますか?

 さて、当ブログでは今日から受験化学の勉強法についてのアドバイスを書いていこうと思います。期間は大体GWが終わるあたりまでを予定しています。

大学に入ってからは化学に携わる身となりましたが、僕自身も現役生の頃は化学が全く出来ませんでした。その頃の経験を活かして、化学が苦手な人~難関大学を目指す人まで幅広い層を対象に記事を書いていきます。

身近に良い先達がいない人も、今はネットで様々な勉強法や合格体験談が掲載されています。これこそが正しい!という勉強法はないと思います、皆さんが各自で計画を立て、常に自身と向き合っていかなければいけません。

 勉強法として参考になりそうなサイトを以下にピックアップしてみましたので、参照してみて下さい。
  ※蛇足ですが、高価な商材に誘導する意図はありません。

http://daigakujuken-plus.com/how-to-study/chemistry/

http://juken.studyplus.jp/617

http://www13.atwiki.jp/daigakujuken_science/pages/34.html

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n16809

http://宅浪大学受験勉強法.asia/kagakumuki.html

http://examics.web.fc2.com/ch/ch-second.html

http://zyuken-rikei.jugem.jp/?cid=7

http://saikyoustudy.com/benkyouhou/benkyouhou_chem.html

http://yukinko-benkyoho.blogspot.jp/2013/04/blog-post_9601.html
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